個人向けブログは、WEB集客用サイトに比べると、集客効果が劣ります。そのため、WEB集客を考えている人は、集客用のサイトを立ち上げるか、既にあるブログをリフォームしましょう。
ここでは、具体的なWEB集客用サイトにリフォームできるブログの特徴や、ブログのリフォーム手順を解説します。
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ブログを集客用メディアへリフォームすることは可能か?
一般的には、個人向けブログより「オウンドメディア」とよばれるWEBサイトの方が、集客に適しているとされています。そのため、ブログを運営している人は、ブログを集客用WEBサイトにリフォームすることをおすすめします。
ブログをリフォームできる場合は、以下のような場合です。それ以外の場合は、新規にサイトを立ち上げることも検討してください。
- 独自ドメインである場合
- 被リンク数が多い場合
- ドメインエイジが長い場合
順に解説します。
1.独自ドメインである場合
ドメインとは、インターネット上にあるホームページの住所のことだと考えてください。
独自ドメインとは、自分でレンタルサーバー会社やドメイン販売会社から購入したドメインのことをいいます。それに対して、アメーバブログやFC2ブログなど、無料ブログでブログを開設している場合は、無料ブログ運営会社のドメインを借りていることになります。
他社ドメインの場合は、突然ブログが削除されるリスクがあるため、独自ドメインを取得して一からサイトを立ち上げましょう。
一方、既に独自ドメインを取得している場合は、削除等のリスクがないため、継続して使用することができます。
2.被リンク数が多い場合
独自ドメインのブログであることを前提に説明します。
被リンク数とは、他のWEBサイトがあなたのブログにリンクをしている数のことです。あなたのブログが他のWEBサイトに紹介されたり、あなたが書いた記事が引用されたりしたときに、被リンクを受けることになります。
GoogleやYAHOO!などの検索エンジンは、被リンク数を重視しています。「被リンク数が多い=ユーザーの役に立つサイト」と判断され、検索されたときに、あなたのサイトが上位に表示されやすくなります。そのため、既に被リンク数が多い場合は、現在の独自ドメインで、引き続き運営した方が、有利になるでしょう。
ドメインエイジが長い場合
ドメインエイジとは、独自ドメインを取得してからの年月のことです。検索エンジンは、ドメインエイジが長ければ長いほど老舗のサイトとして評価するため、取得から年月が経っている場合は、継続してその独自ドメインを利用した方が有利になります。
ブログリフォームの手順
個人ブログと集客用WEBサイトの違いは「ユーザーの役に立つコンテンツ」を配信しているかどうかです。以下では、独自ドメインのブログをリフォームする方法を解説します。
手順は、次のようになります。
- ターゲットとコンセプトを決める
- 目標を決める
- コンテンツを企画する
- 記事を書く
1.ターゲットとコンセプトを決める
役に立つ情報をユーザーに届けるためには、ターゲットユーザーとサイトのコンセプトを明確にする必要があります。
ターゲットを決めるには「どんな人を対象にするか」を詳細に作り込んでいきます。
- 性別
- 年齢
- 職業
- 家族構成
- 悩み事
ターゲットの設定は、詳細であればあるほどよいです。過去の自分や、近しい人物を参考にするのもよいでしょう。とくに、ターゲットが抱える悩みは必ず明確にしておきましょう。
次に、コンセプトを決めます。
- サイトのテーマは何にするのか
- どのような情報を発信するのか
- サイトの雰囲気や文体はどうするか
コンセプトを決めるときは、ターゲットユーザーを意識すると決まりやすいでしょう。
2.目標を決める
ただユーザーの役に立つ情報を提供するだけでは、売り上げに繋がりません。サイトにアクセスしたユーザーに「最終的にどうしてもらいたいのか」というゴールを決めましょう。
- 商品の購入
- 電話相談
- メルマガ登録
- 資料請求
- 無料セミナーの予約
- 体験授業の予約
その上で、どのようにゴールまで誘導するかを考えてコンテンツを作る必要があります。
3.コンテンツを企画する
サイトの大枠が決まったら、中身のコンテンツを企画します。
具体的には、書く記事の内容と、そこに盛り込むキーワードを決めます。記事の内容は、あなたの得意分野や、扱う商品に関連するものがよいでしょう。
キーワードは、記事内容に関係のあるもので、ターゲットが検索しそうなものを選んでください。このキーワードを元に記事を作成することで、統一感のあるサイトを作ることができます。
4.記事を書く
いよいよ記事作成です。記事の中心は文章です。ユーザーの役に立つ情報を、理解しやすいようにやさしく、順序立てて書くようにしましょう。見出しの大きさや装飾を工夫したり、画像や動画を挿入したりすることで、直感的にもわかりやすい記事に仕上がります。
ポイントは、継続することです。一般的に、集客用WEBサイトが検索結果上位に表示されるためには、最低でも100~200記事は必要といわれています。そのため、集客効果を実感するまで我慢強く記事を投稿し続ける必要があります。
記事作成の時間が取れない人は、WEBライターに依頼して記事を書いてもらう方法もあります。
ブログをリフォームして集客用WEBサイトを作ろう!
ブログとWEB集客用サイトは、目標やコンテンツの内容が違います。しかし、基本的には、WEBサイトという点では同じ作りをしている場合が多いため、一からサイトを立ち上げる必要がないケースも多々あります。
はじめてのWEBサイト立ち上げには、労力や時間が多くかかります。そこで、少しでも手間を省くため、今あるブログのリフォームを検討してみましょう。