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WEBライターと紙媒体ライターの違いとは?書き方の特徴も解説!

2020-05-16

オオニシ
オオニシ
WEBライターと紙媒体ライターの違いは『書き方が異なる』という点です。

 

インターネットがなかった時代では、新聞や雑誌などのライターになるにはやや敷居が高い印象がありました。

 

しかし、インターネットが生活の一部になったことで、『ライター』という職業の間口が広くなりました。

 

とはいえ、「WEBライター」と「紙媒体のライター」には違いがあります。

 

WEBライターは文章スキルに加えて、WEBライティングのルールを覚えなくてはなりません。

 

そのため、紙媒体のライターの経験がある人でも、『SEOとWEBライティング』について知識と技術の取得が必要です。

 

本記事では、WEBライターと紙媒体ライターの違いについて説明します。

 

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「WEBライター」と「紙媒体ライター」の違い

「WEBライター」と「紙媒体のライター」は、文章を書く仕事という点は共通しています。

 

しかし、掲載される媒体が違うことで、書き方が違ってくることが異なる点です。

 

WEBライターと紙媒体ライターの違い説明図

 

WEB媒体の特徴

  • WEB媒体は上から下へ縦に読み進めていくため、書く順番が重要である
  • 移動中に読むことや早く問題を解決したいなど目的が明確であるため、短い時間で読めるように簡潔に内容が理解できる工夫が必要になる

紙媒体の特徴

  • 紙媒体を読む読者は「文を読むこと」が目的であるため、ストーリー性が重要である
  • 後からスペースを増やせるWEB媒体と違い、紙媒体は書けるスペースが決まっていることから視認性の工夫が必要になる

 

上述のように、書き方の違いが大きいことから、「WEBライター」と「紙媒体のライター」は異なる職業であるといわれています。

 

主に違う点としては、以下のポイントが挙げられます。

 

縦読みと横読みの違い

WEB記事は、上述したとおり基本的に縦読みです。

 

読者は記事にアクセスして、上から下へとスクロールしていくことによって、記事の全貌を知ることになります。

 

一方、紙媒体の場合は、必ずしも冒頭からではなく、途中のページから開いて読み進めることもできます。

 

読む方向の違いは、読者の読み方や、文章の書き方に大きな影響を与えます。

 

WEBと紙媒体の違いの説明図

 

冒頭から縦に読み進めていく構成となっているWEB記事では、何をどの順番で伝えるかが重要となります。

 

また、WEB記事では本文を読み進めてもらえるように、記事の全容がわかるタイトルや導入文の工夫が必要です。

 

好まれる文の違い

WEB記事と紙媒体の記事では、好まれる文体に違いがあります。

 

双方の違いは、以下の点によるものです。

 

表示環境による違い

WEB記事と紙媒体の表示環境による違いについて解説します。

 

WEB記事

WEB記事では、紙媒体に比べてより短めの言い回しが好まれます。

 

近年では、スマートフォンユーザーが増えたことから、「WEB記事は、移動の短い時間を利用して読まれることが多い」というのも、短めの言い回しが好まれる理由のひとつです。

 

スマートフォンユーザーが多い画像
また、WEB記事は表示される端末、パソコン・タブレット・スマートフォンによって、文字の大きさや改行スペースに違いが出ます。

どの端末にあわせてコンテンツをつくるかは、作成者や管理者によって異なります。

 

紙媒体

一方、紙媒体の文字サイズや表示スペースは、読者の環境によって変わることはありません。

 

多少言い回しが長くなっても、一目で視認させることがWEB記事より容易なため、短い言い回しが求められる場面は少なくなります。

 

ただし、全体の文量がWEB記事よりも厳格に決まっているなど、表示スペースが変わらないことによる視認性の工夫も見られます。

 

表示環境の違いは、文体の違いに大きな影響を及ぼすのです。

 

 

文を読もうとする意欲の違い

WEB記事と紙媒体の記事では、読者やユーザーの「文を読もうとする意欲の違い」もあげられます。

 

WEB記事

WEB記事では、わかりやすく短文好まれる理由は、読者の文を読もうとする意欲の違いにもあります。

 

WEB記事が読まれるタイミングとして多いのは、電車通勤などの短い時間です。

 

上述でも述べたとおり、隙間の時間を使う読者にとって好ましいのは、簡潔に内容が理解できる文章です。

 

紙媒体

紙媒体はWEB記事に比べ、じっくりと腰を据えて読まれることが多くなります。

ゆっくり読み込んでいく必要がある文章では、読者は掘り下げて読んでいきます。

雑誌を読んでいる画像

紙媒体は基本的に紙面を購入して読むという前提もあり、読者の目的は「文を読むこと」にあります。

 

一方でWEBは、ページを飛び回って探し物をするツールだという側面があります。

 

WEB検索をする読者は、文章が持つ情報を欲しがっているのであって、文を読むことを目的とはしていません。

 

この目的の違いが、読み込みの意欲の違いにつながっています。

 

WEBライターが意識していること

WEBライターはWEB上で読まれる記事を書くため、紙媒体とは違う文章を求められます。

 

具体的に、気を付けているポイントを項目別に紹介します。

 

WEB記事は「SEO対策」が最重要!

「SEO対策」とは、Googleなどの検索エンジンで検索をした時に、検索結果が上位表示されやすくなるよう文章に対策を施すことをいいます。

 

SEOについて説明画像

 

WEBライターの仕事として重要なことのひとつに、執筆した記事がGoogleなどの検索エンジンで上位表示される質の高い記事を書くことがあげられます。

 

「読者にとって有益である」と検索エンジンに評価された記事は、上位表示されます。

 

WEBライターは、SEOの知識を身に付けて対策ができることが最重要です。

参考SEOライターになるにはマーケティングとSEOライティングを学ぶ

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WEBは「流し見されるコンテンツ」

WEBの記事は、少しの時間で流し見されることが多いものです。

 

このことからWEB記事では、その記事で最も伝えたい「結論」や「総論」を先に書くことが重要とされています。

 

WEB文章は結論から書く説明図

 

手元に置いておく紙媒体の記事とは違い、WEBの記事はすぐにブラウザバックをして読むのをやめることができます。

 

読者に必要な情報があることを最初に明記しないと、読者は情報を探しに別の記事に移動してしまうことがあります。

 

そこで、記事の結論や総論を先に伝えることが重要になります。

 

結論を伝えた後に、理由を解説する構造を心がければ、最後まで記事を読み進めてもらえる確率が高まります。

 

 

WEB記事の書き方

WEB記事の書き方で特に気を付けたいのは、「多くの人が読む」ということが前提になります。

 

そのため、何が書かれているかわかりやすい文章であることが必要です。

 

記事を書くときは、いきなり文章を書き始めるのではなく文章の構成から考えるようにしましょう。

 

文章構成とは、「誰に」「何を」「文章の目的」を明確にしたうえで、記事中のタイトルや目次、書くべき内容を表わしたものです。

 

 

 

また、ペルソナ設定を行った上で読者をひとりに絞り込み、「検索意図」を考慮したうえでキーワードの選定も必要になります。

ペルソナとは、ターゲット層をさらに細かく条件設定をした架空の人物でマーケティング用語のひとつです

 

ペルソナと検索意図の説明図

 

ペルソナについては、下記の記事で詳しくお伝えしています。合わせてご覧ください。

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【ペルソナの作り方】意味や具体的な決め方についてわかりやすく解説

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実際に、文章を書くときはWEBのルールに沿って書きあげます。

WEBのルールとは、エビデンスが必要となる『引用ルール』や、医療系や美容系のジャンルに必須の『薬機法』などが挙げられます。

 

引用ルール(blockquoteタグ)

薬機法と景品表示法については、下記の記事で詳しくお伝えしています。

参考薬機法と景品表示法の違い|WEBライティングに必須の法的ルール

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ロジカルライティング

ロジカルライティング(Logical Writing)とは、論理的な文章の書き方のことです。

 

実は、文章を書くことが好きな人でも、書いていて毎回うまく書けるときばかりではありません。

 

そんなときは、「話がまとまらない」「文章が読みにくい」「なんとなく違和感がある」といった印象を受けます。

 

こうした問題のほとんどは、「文章が論理的につながっていない」ことが原因です。

 

そのため「結局、何が言いたいのかわからない」となり、何度も書き直す必要が出てくるのです。

 

このような問題は、ロジカルライティングを身に付けることで解決できます。

 

ロジカルライティングの中でも代表的なフレームワークに『PREP法』があります。

 

PREP法は以下の4要素によって構成されます。

ポイント

  1. Point(結論・要点):文章全体の結論
  2. Reason(理由):結論に至った理由
  3. Example(事例・具体例):理由をより詳細に説明する事例や具体例
  4. Point(結論):文章全体のまとめになる結論

 

PREP法の画像

 

書き手はまとめやすく読み手も読みやすいため、ライティングの基本形としてマスターしておきましょう。

 

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ロジカルライティングとは?文章を劇的にわかりやすくする書き方

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エモーショナルライティング

論理的でわかりやすく伝える書き方のロジカルライティングに対して、エモーショナルライティングは読み手の感情を動かし、行動を喚起させる文章のことを指します。

 

WEB記事を書くときは、目的に応じて書き分けることが重要です。

 

ロジカルライティングでは、結論を最初に書きますが、エモーショナルライティングは、最後まで読んでもらって「購入」や「申込み」などのボタンを押してもらわなくてはなりません。

 

文章の最後まで導くためには、「この先どんな話が展開されるんだろう」とワクワクしながら読み進めてもらうことが大事になります。

 

そのため、結果に至るまでの過程をエモーショナルで書き進め結論を最後に伝える必要があるのです。

 

エモーショナルライティングの代表的なフレームワークに『PASONAの法則』があります。

 

下記の1~5の順に文章を当てはめて作成します。

ポイント

  1. Problem(問題):悩み、不安、不平、不満を示して問題提起をする
  2. Agitation(煽り・共感):そのままでは大変だと煽ってから悩みに共感する
  3. Solution(解決策):問題解決策として商品とその機能などを紹介する
  4. Narrowing Down(絞込):ターゲットや期間を限定する
  5. Action(行動):行動を促す

 

PASONAの法則説明画像

 

 

読み手が抱えている問題に寄り添いながら、解決策など行動喚起へと導いていきましょう。

 

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エモーショナルライティングとは?文章で感情を動かして購買へと促す

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WEBライターの特徴を理解して記事を書こう!

WEBライターには、WEBで文章を書くからこそ必要になるテクニックが多くあります。

 

しかし、そのどれもがWEBライターの特徴さえ理解していれば、身に付くものばかりです。

 

WEB記事の読者がどんな文章を求めているのか、どのような情報を得ようとしているのかを意識して文章を書いていきましょう。

 
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SEOコンサルタント・ライティングコーチ@オオニシヨウコ

22歳で結婚後、子どもが4歳と3歳のときに28歳で離婚。一家の大黒柱として、シングルマザーとして子ども2人を育て上げた自身の人生経験から、2015年に『女性が子育てや家族の介護をしながらも、働き続けられて収入が得られる環境づくり』を理念に会社を創立。WEBメディア制作事業・ライティング教育事業を立ち上げる。

ライティング教育事業にて、300人以上のプロライターを輩出しながら、編集プロダクション事業を運営し、子育て中の女性に働く場所を提供。同時に、200人以上の事業主・経営者の方にライティングの指導を行う。

SEOとライティングスキルをフルに活かし、企業の集客・売上、個人の方の就労に貢献しながら、月商7桁・年商8桁を達成。わずか30日でGoogleの検索結果で上位表示や500以上のキーワードで1~3位を獲得するSEOライティングには、同業他社からも定評あり。

現在は、これまで培ったSEOのノウハウとライティングによる実績をフルに活かして、個人事業主や中小企業を対象に『集客できるWEBサイト』の制作やコンテンツマーケティングのサポートおよびライティング指導を行っている。

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