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WEBメディアとはインターネット上で閲覧できる媒体│種類や特徴

2022-01-10

この記事でわかること

  • WEBメディアとはどんなものか
  • WEBメディアの種類や利点
  • WEBメディアを収益化する方法

インターネットの普及に伴い、WEBメディアでの情報発信が主流となった現代では、企業に留まらず個人もWEBサイトを構築してマネタイズ(収益化)しています。

 

WEBメディアとは、インターネット上で閲覧できる媒体のことをいいます。

 

本記事では、WEBメディアの基礎知識と種類、マネタイズ(収益化)の方法についてお伝えします。

 

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WEBメディアとは:基礎知識

WEBメディアとは、ひとつの媒体を指すのではなく、下図のように複数の種類があります。

WEBメディア種類イメージ図

 

ここでは、WEBメディアとは何か、基礎知識となる概要と種類をお伝えします。

 

WEBメディアの種類

WEBメディアの種類は大きく分けて以下の種類があります。

  • HP(ホームページ)・ブログ・オウンドメディア・ECサイト
  • SNS
  • 口コミサイト
  • 動画投稿・共有サイト
  • ニュースサイト
  • Q&Aサイト

 

これまでのメディア(従来の広告)は、テレビやラジオ、新聞、雑誌などのマスメディア(大衆媒体)が中心で、テレビとラジオ以外は紙媒体のものが主流でした。

 

マスメディアは公共性が高いことから、その特徴として、不特定多数の生活者を対象に多様な情報を伝達する『マスコミュニケーション』の役割を担ってきたのです。

 

しかし、2000年代以降にスマートフォンやタブレットなどの端末が普及すると、個人がインターネットに手軽にアクセスできるようになり、WEBメディアが急速に広まりました

 

インターネット上には、個人と企業双方が運営する数多くのWEBメディアが公開されています。

 

コンテンツマーケティングでマネタイズする

WEBメディアの中でも、とくに「HP・ブログ・オウンドメディア・ECサイト」「SNS」などは、「コンテンツマーケティング」と呼ばれるユーザー視点に立った情報提供型のメディアです。

 

従来の広告とは異なり、コンテンツマーケティングとして発信する情報提供型のメディアは、企業や個人がマネタイズしやすいのが特徴です。

 

広告とコンテンツマーケティングの違いイメージ図

 

コンテンツマーケティングとは、従来の広告のように、発信者が伝えたいことを一方的に伝えるのではなく、ユーザーが興味・関心を持っていることや悩み・問題に対して有益な情報を、WEBメディアやサイト、あるいはメールマガジンなどを通じて情報を提供するマーケティング手法のことです。

 

これから、WEBを使って集客を行う場合やWEBメディアを収益化する場合は、コンテンツマーケティングについても理解をしておきましょう。

 

コンテンツマーケティングについて詳しくは、下記の記事でお伝えしています。あわせてご覧ください。

参考コンテンツマーケティングとは?潜在顧客からファン化させる集客法

続きを見る

 

 

WEBメディアを活用する利点

新聞や雑誌などの紙媒体のメディアと比較して、WEBメディアを活用する利点には主に4つあります。

 

WEBメディアは、コンテンツ(記事や動画など、メディアの中身)を増やしたり更新したりして育てていくことで、運用する目的を発揮します。

 

ここでは、WEBメディアの4つの利点について、紹介します。4つの利点をとおしてWEBメディアを育てていきましょう。

 

1.情報量の制限がない

WEBメディアには、文字数や画像、デザインなどの情報量の制限がありません。

 

伝えたいことが多くある場合でも、情報量を気にせずに掲載できます。

 

また、テキストのみの説明ではわかりにくい部分は、図解や動画を載せて情報を補えます。

 

対して、紙媒体はページ数や掲載スペースが限られているため、紙面に掲載できる情報量には限界があります。

 

2.記事の投稿や更新と編集が容易にできる

インターネットを使用するWEBメディアは、記事を投稿すると最新の情報が即座に発信できます。また、公開後の修正や更新にも対応できます。

 

一方で、紙媒体のメディアの場合は、印刷や製本という過程が発生するため、ユーザーの手元に情報が届くまでに時間を要します。

 

さらに、印刷後にミスが見つかった場合でも修正ができないデメリットがあります。

 

3.ユーザーの属性や反応が知れる

WEBメディアは、専用のツールを使用することで計測が行えます。計測ツールは、Googleが無料で提供しているGoogleアナリティクスやサーチコンソールが一般的です。

 

計測ができると、WEBメディアのページにアクセスしているユーザーの属性や、どういったキーワードで流入されているのか、どの記事に興味関心があるのか、などがわかります。

 

計測を解析することで、自己保有するWEBメディアに対してあらたな戦略が行えて、収益化が強化できるようになります。

 

また、SNSでWEBメディアを拡散すると、お友だちやフォロワーのコメントから、リアルタイムに記事への反応を知ることもできます。

 

対して、紙媒体のメディアの場合は、売上部数でユーザーの反応がわかりますが、どの紙面の評価が高いのかまではわからない面があります。

 

4.個人運用で収益化が可能

WEBメディアは、自社の商品やサービスを紹介して集客につなげるツールとして多くの企業が運用しています。

 

専門的なプログラミングなどの知識がなくても、WEBメディアがつくれるようになった昨今では、莫大な費用をかけなくても個人運用で収益化が可能です。

 

一方で、例えば「紙媒体で本を出版する」となった場合は、数十万といったまとまった初期費用が必要です。

 

WEBメディアは、コストをかけずに個人が記事を通して情報発信ができ、電子書籍にすることもできます。

 

そのほか、WEBメディアを通して収益化する方法について、詳しくは後述します。

 

 

WEBメディアの情報の種類

WEBメディアの情報には、大きく分けて5つの種類があります。

 

それぞれの特徴について説明します。

 

1次メディア・2次メディア

WEBメディアには、情報の発信元によって分類される1次メディアと2次メディアがあります。

 

1次メディア

1次メディアは、情報の発信源となるメディアです。

 

新聞社や雑誌社、テレビ社などが国内外のニュースをオリジナルの情報として提供しています。

 

取材やインタビューで取り扱っている情報などを指し、公的な情報というイメージが強く信頼性が高いメディアです。

 

企業や個人が発信する情報も、ほかのメディアやサイトに載っていない、独自で調査した情報や取材したコンテンツを取り扱う場合は1次メディアといえます。

 

2次メディア

2次メディアは1次メディアで発信されている情報を2次的に発信するメディアです。

 

Yahoo!ニュースなどが2次メディアにあたり、さまざまなジャンルのニュースを掲載しています。

 

性別年代を問わず閲覧者が多いのが、2次メディアの特徴ですが、なかには信ぴょう性のない情報が含まれていることがあるため、取り扱いや閲覧のどちらも注意が必要です。

 

オウンドメディア

オウンドメディアの特長イメージ図オウンドメディアとは、自社(自己)で保有するメディアのことです。

 

広義の意味では、ホームページ以外にもYouTubeチャンネルや広報誌なども含まれ、狭義の意味では、ビジネスブログやコラムなど、読み物的なメディアを指します。

 

オウンドメディアは正しく運用すれば収益化できる

オウンドメディアは、WEB集客のプラットフォームです。オウンドメディアでは、ユーザーが知りたい情報を記事化して提供します。

 

WEBメディア種類・役割イメージ図

 

提供する情報は、自社の商品やサービスに関連するお役立ち情報や、ユーザーの悩みや問題を解決する手法などを発信するのが一般的です。

 

また、情報を求めているユーザーは、GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使って検索を行います。検索エンジンの検索結果からユーザーを流入させるには、『SEO』の実装が必要です。

 

オオニシ
SEO』とは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オブティマゼーション)の略で、日本語に訳すと『検索エンジン最適化』を意味します。『SEO』については、下記のページで詳しくお伝えしています。
参考SEOとはユーザー視点のコンテンツ重視で検索エンジンから集客する施策

続きを見る

 

検索ユーザーは、悩みや課題を解決したくてインターネットで検索をしています。

 

ユーザーが知りたいことをオウンドメディアで発信することで、企業が取り扱っている商品サービスを認知して、顧客になる可能性が高くなります。

 

このように、WEBメディアをビジネスに活用する場合は、オウンドメディアの運営が必須です。

 

個人でもオウンドメディアは制作・運用が可能

また、オウンドメディア運用に取り組むのは企業だけではなく、個人がマネタイズしながら運用するケースも増えています。

 

WEBメディアそのものをつくる工程には大きな違いはありませんが、かけられる予算と誰がコンテンツ制作を行うかの違いがあります。

 

企業は制作チームをつくって外部のライターに記事作成を依頼するといった方法で立ち上げと運用を進めていき、個人の場合は自身でイチから手掛けるケースが一般的です。

 

とはいえ、個人でも、外部のライターに記事作成の依頼は可能です。

 

しかし、ライターの力量はさまざまです。自身に知見や知識がまったくない状態で、外部ライターに完全に任せてしまうのはリスクが非常に高く推奨できません。

 

まずは、自身で制作を手掛けてみて、そのうえで「ライターの集め方」「ライターを選定する基準」を、WEBメディア制作の経験者や専門家から情報を得ることが必要です。

 

ワーククリエーションでは、個人によるWEBメディアの立ち上げを伴走しながらサポートしています。セミナーや無料個別相談会を随時行っています。

 

また、オウンドメディアの立ち上げ方法については、下記のページで詳しくお伝えしています。あわせてご覧ください。

こちらもCHECK

オウンドメディアの作り方と記事作成!個人で立ち上げて集客や収益化する

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ソーシャルメディア(SNS)

ソーシャルメディアは個人が発信するコミュニティ型のメディアです。ソーシャルとは「社会的」「社交的」を意味します。

 

ソーシャルメディアには、TwitterやInstagram、Facebookなどがあり、後述するオウンドメディアに対して「アーンドメディア(第三者の情報発信から顧客を獲得するメディア)」と呼ばれるものの一種です。

 

オウンドメディア・アーンドメディア・ペイドメディアイメージ図

 

上図のメディアは、それぞれに特長があります。

  • アーンドメディア(SNSなど):評判や信用を獲得する
  • ペイドメディア(有料広告):認知度を上げる
  • オウンドメディア(自社保有サイト):顧客との関係構築・顧客育成を行う

 

アーンドメディアの一種であるソーシャルメディアは、情報を拡散させて話題性を作ることで集客を図るのに向いています。

 

ユーザーとの相互のやり取りが主流であるため、その反応が最もダイレクトにわかるメディアだといえます。

 

バイラルメディア

『バイラルメディア』のバイラルとは、『ウィルス性の』『感染的な』という意味を持っています。

 

ユーザーにとって話題性のあるコンテンツを発信し、拡散させて集客を行うメディアです。

 

リアルでいう、口コミに近い形でユーザーからユーザーへ拡散するコンテンツを指します。

 

バイラルメディアは、SNSでバズることを目的にして記事を作成します。

 

バイラルメディアがあることで、時間や広告費をかけなくても、SNSユーザーにリアルタイムで共有されていくのが特徴です。

 

キュレーションサイト・まとめサイト

キュレーションサイトは、インターネット上に存在しているいろいろな情報やデータを集約しているWEBサイトの総称で、まとめサイトと呼ぶこともあります。

 

さまざまなジャンルを扱うものや、特定のジャンルに制約したものがあります。

 

 

WEBメディアのマネタイズ(収益化)の方法

上述したとおり、WEBメディアをオウンドメディアとして立ち上げた場合、正しい方法で構築して運用を行えば、企業も個人もマネタイズ(収益化)できます。

 

以下では、WEBメディアをマネタイズする代表的な方法について解説します。

 

自社の商品サービスを販売する

オウンドメディアに訪問したユーザーに、情報提供を通じて自社の商品サービスを認知してもらい、最終的に購入されることで収益を得る方法です。

 

商品やサービスの販売につなげる方法は、SEOを実装させた記事で情報を発信する方法と、ショッピングカートが付いたECサイトの運用が適しています。

 

検索エンジンから訪れる検索ユーザーを、オウンドメディアで提供する情報などに興味関心をもってもらいファン化させて、サービス利用者へとつなげていきます。

 

自社の商品サービスは有形商品以外にも、セミナーやコンサルティングなどの無形商品があります。

 

また、経験や知識を文章化し、デジタルコンテンツとしてダウンロードしてもらい収益化することも可能です。

 

SEOを実装させた記事で情報を発信するオウンドメディアの運用方法について、詳しくは下記の記事でお伝えしています。あわせてご覧ください。

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オウンドメディア運用でSEOを実装し集客を成功させる5つのポイント

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アフィリエイトで収益をあげる

アフィリエイトとは、広告システムのことを指し、日本語に訳すと『成果報酬型の広告』をいいます。

 

アフィリエイトは、広告仲介業者となるASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)に登録をすることで、さまざまなジャンルや商品の広告掲載が始められます。

 

WEBメディアに掲載したアフィリエイト広告をユーザーがクリックして、商品の購入やサービスを利用することで、目的を達成したことになります。

 

そのため、WEBメディアへの訪問数があることを前提に、ユーザーを行動に促すための誘導が必要です。

 

その点で広告よりも手間がかかり収益の難易度は高くなりますが、その分高い報酬を獲得できます。

 

アフィリエイトについては、下記の記事で詳しくお伝えしています。あわせてご覧ください。

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アフィリエイトブログの始め方│初心者必見!コンセプトを明確化する

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広告を掲載して収益をあげる

広告は、運営するWEBメディアに他企業の広告のバナーを掲載して、訪問者にクリックされるなどのアクションを起こしてもらうことで収益を得る方法で、「純広告」と呼ばれます。

 

WEBメディアの一般的なマネタイズの方法として、よく用いられる手法です。

 

WEBメディア内に広告枠を設けて、テキスト広告やバナー広告、動画広告などを掲載します。

 

収益となる掲載料は、広告の設置場所やスペース、掲載期間、クリックされる数によって変動するのが一般的です。

 

広告運用は、記事コンテンツがあれば非常に手軽に取り掛かれる反面、単価はさほど高くありません。ワンクリック数十円や数百円になります。

 

数十万円の収益を上げるためには、WEB記事単体およびサイト全体が1日30万PVなど、高い閲覧数を獲得していることが必要です。

 

 

WEBメディアでマネタイズするにはSEOライティングが必要

WEBメディアとは、インターネット上に公開されているメディア全般を指します。

 

なかでも、オウンドメディアを正しい方法で構築して運用ができれば、企業・個人ともにマネタイズができます。

 

マネタイズには主に、本文で紹介した4つの方法があります。いずれも、SEOライティングを用いてコンテンツ(記事)の作成が必要です。

 

WEBメディアについてよくある質問と回答

WEBメディアについて、よくある質問と回答をまとめました。

 

Q: WEBメディアとは何ですか?

A:WEBメディアは、インターネットを介して情報を提供するメディアのことです。

 

WEBサイト、オンラインニュースサイト、ブログ、ソーシャルメディア、ポッドキャストなどが含まれます。

 

Q: WEBメディアの利点は何ですか?

A:WEBメディアの利点は多岐にわたり、例えば、リアルタイムでの情報提供、広範なアクセス可能性、相互参加性、柔軟性、コストの低減などが含まれます。

 

SNSでは、ユーザーがコンテンツに対話的に参加できることも大きな魅力です。

 

Q: WEBメディアと従来のメディアの違いは何ですか?

A:WEBメディアは主にインターネット上でアクセスできるため、リアルタイムでの情報提供が可能であり、従来のTVやラジオ、新聞といったメディアよりも柔軟性があります。

 

また、ユーザーとの双方向性が強化されていることから、コンテンツに対して直接的なフィードバックが得られます。

 

Q:WEBメディアの未来についてどのような進展が期待されていますか?

A:WEBメディアの未来には、より高度なパーソナライゼーション、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)を活用した体験の向上、人工知能(AI)によるコンテンツ生成や推薦の進化などが期待されています。

 

また、AIと共存共栄するために、人間はインターネットやWEBに対する基本的な知識やスキルを身に付けておくとよいでしょう。

 

 
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SEOコンサルタント・ライティングコーチ@オオニシヨウコ

22歳で結婚後、子どもが4歳と3歳のときに28歳で離婚。一家の大黒柱として、シングルマザーとして子ども2人を育て上げた自身の人生経験から、2015年に『女性が子育てや家族の介護をしながらも、働き続けられて収入が得られる環境づくり』を理念に会社を創立。WEBメディア制作事業・ライティング教育事業を立ち上げる。

ライティング教育事業にて、300人以上のプロライターを輩出しながら、編集プロダクション事業を運営し、子育て中の女性に働く場所を提供。同時に、200人以上の事業主・経営者の方にライティングの指導を行う。

SEOとライティングスキルをフルに活かし、企業の集客・売上、個人の方の就労に貢献しながら、月商7桁・年商8桁を達成。わずか30日でGoogleの検索結果で上位表示や500以上のキーワードで1~3位を獲得するSEOライティングには、同業他社からも定評あり。

現在は、これまで培ったSEOのノウハウとライティングによる実績をフルに活かして、個人事業主や中小企業を対象に『集客できるWEBサイト』の制作やコンテンツマーケティングのサポートおよびライティング指導を行っている。

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