こんな方におすすめ
- ホームページを作ったが集客ができず活用できていない
- ホームページを作ってもらったが申込みや問い合わせが入らない
- ホームページで集客できない原因と対策する方法を知りたい
ホームページは、これまで専門の業者が制作するイメージでしたが、インターネットが発達し情報や作成ツールが発達した現在は、個人でもホームページを作ることが安易になりました。
昨今では、起業のスタートアップ時においてコストを抑えるためにも、ホームページ制作を自分で行ったり、あるいは身近な人に依頼をしたりして安価に抑えるケースが一般的です。
本来、ホームぺージとは会社や事業の資産となるものです。
しかし、ホームページの本来の役目を理解されていない人が多く、「ただ、あるだけの状態」で、専門性の高い集客メディアとして「活用ができていない」ケースが目立ちます。
実は作り方次第で、『最強の集客ツールになるのがホームページ』です。
お金をかけて制作したり、毎月の費用を払って放置している場合は、資産とはいえず負債になってしまうため、早急に改修が必要です。
本記事でホームページで集客ができない原因と効果的な解決方法について解説しています。ぜひ、参考にしてください。
「アクセス数が増えず集客ができないのは、アクセスしてもらうための施策や導線づくりをしていないから」ということを念頭において、お客さまが集まるホームページをつくっていきましょう。
ホームページ作成を、専門業者に依頼する場合でも、知っておくと役に立ちます。
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ホームページの主な目的
起業をして事業を開始したら、より多くの人に会社のことや商品サービスを認知されることが必要です。
ホームページを作成する理由として、主に『自社の名刺代わり』と『認知度の向上や集客につなげる』といった、2つの目的があります。
1.自社の名刺代わりとなる
ホームページをつくる第1の目的は、WEB上の自社(自分の事業)の名刺代わりです。ホームページには「会社の概要」が伝わるように情報を記載します。
情報は、具体的には以下の項目になります。
- 社名
- 住所
- 連絡先
- 業務内容
- 商品サービスの紹介
名刺代わりとして自社のホームページがあることで、アクセスしてくれた人に会社(事業)の情報が明確に伝わります。
また、実際に存在している会社や事業であることもわかるため、見込客や顧客への信頼度の向上につながります。
この場合のホームページは、ビジネスを主張した自社の情報を伝えることが目的です。
そのため、あまり華美にならず、シンプルで見やすくわかりやすいものにすることが一般的です。
2.認知度の向上や集客につなげる
ホームページのもうひとつの役割として、自社(自分の事業)の認知度を上げて集客につなげることが挙げられます。
ホームページを通して自社の存在をより多くの人に知ってもらうことで、商品サービスの資料請求や購入、申込などの実際の行動につなげます。
飲食店や小売店などの店舗の場合は来店につなげることを目的とし、他にも自社の求人募集に利用している例もあります。
この場合のホームページは、単なる名刺代わりではなく、集客につながるための導線を意識してつくることが必要です。
集客導線とは、ホームページやブログなどのWEBサイトがユーザーに認知されて、商品購入やサービス利用などの具体的な行動に至るまでの一連の流れをいいます。
集客導線一連の流れ
- STEP1 認知:SEO(検索エンジンからの流入)やSNSなどからWEBサイトに訪問してもらい商品サービスを知ってもらう
- STEP2 興味・関心:WEBサイトの情報に興味や関心をもってもらい、メールやLINEなどに登録をしてもらい見込み客のメールアドレスなどのリストを取る
- STEP3 信頼(顧客教育):見込み客から信頼を得るために、ステップメールから日刊メルマガに移行して接触回数を増やし顧客教育を行う
- STEP4 申込み・購入:STEP3までの検討段階を得て、本命商品を購入してもらう。購入後は顧客のフォローを行い、さらに接触回数を増やすことでリピーターや優良顧客へとつながる
集客導線については、下記の記事で詳しくお伝えしています。
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参考集客導線とは売上につながる顧客獲得に必要なWEB戦略
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具体的には、訪問者が資料請求や購入などの行動を起こしやすいことを考えて、CTAボタンやリンクの配置などを設計しましょう。
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参考CTAとは行動喚起│ブログやWEBサイトに設置して集客効果を上げる
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ホームページで集客ができない原因
ホームページを作ってもうまく集客ができないのには、以下の3つの原因が挙げられます。
- 内容がユーザー視点になっておらず充実していない
- 更新・運用がされていない
- ホームページの存在を知ってもらえていない
3つの原因それぞれについて、詳しく解説します。
内容がユーザー視点になっておらず充実していない
ホームページが、会社の事業内容のみの情報で構成されている場合、一度訪問すると再度訪れる理由がなくなります。
対して、ユーザーが知りたい最新情報を常に公開していると、何度も訪れてくれるきっかけになります。
しかし、画質が荒かったり、サイズが揃っていなかったりすると見た目がよくありません。取り扱う写真の画質や見せ方にも気を配りましょう。
更新・運用がされていない
名刺代わりとしてホームページを作っただけでは、更新頻度が低くなりがちです。
なぜなら、事業紹介などは、頻繁に更新するような情報ではないためです。
上述したように、ユーザー視点のコンテンツを公開しても、更新頻度が少なく運用がされていない放置されたホームページには、何度も訪問されることはありません。
また、後述するSEO対策を行う場合においても、ホームページを上位表示させるためには、ユーザーが求めている情報を定期的に更新することや、新しい情報を開示していくことが求められます。
ホームページの存在を知ってもらえていない
ホームページを作っただけでは、、名刺交換をした相手やあなたの事業や会社のことを知りたい人、会社名やURLを知っている限定的な人しか訪問することができません。
今以上に、多くの人にホームページの存在(あなたの会社や事業、商品サービスの存在)を知ってもらうには、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索されて訪問してもらえるようになることが必要です。
そのためには、Googleやyahoo!などの検索エンジンで検索されて検索結果で上位表示される必要があり、そのためにはホームページの内容を充実させたうえでSEOを実装させましょう。
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ホームページの存在を見つけてもらうにはSEOが必要
ホームページの存在を知ってもらい、訪問者を増やすためには、SEOが必要です。
検索結果の表示順位は、Googleからの評価によって決まります。Googleに評価されるような施策をホームページに施すことをSEOといいます。
SEOとはSearch Engine Optimization(サーチ・エンジン・オブティマゼーション)の略で、日本語に訳すと『検索エンジン最適化』を意味します。
ユーザーがGoogleやYahooなどの検索エンジンで調べ事をした際、検索結果でホームページが上位表示されることでアクセスにつながります。
SEOについては、下記のページで詳しくお伝えしています。あわせてご覧ください。
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検索エンジンの検索結果からアクセスされることを『自然流入』といいます。
ユーザーは、悩みや問題を解決するためにインターネットで検索をし、上位に表示されたページのリンクをクリックしてホームページなどのWEBサイトに訪問します。
訪問したページやサイトで問題が解決できれば、ユーザーにとって「優良なホームページ」として認識されて、将来的に顧客となる可能性が生まれます。
自然流入の訪問者を増やすためには、検索エンジンの検索結果でホームページのコンテンツ(各ページの情報)が上位表示されて、より多くの人の目に触れることが条件です。
一方で、自然流入のほかに、Googleに『SEO広告』として広告費を払って、上位表示させる方法があります。
ホームページを使った効果的な集客方法
続いて、ホームページで効果的に集客を図る方法について解説します。
ブログを使った集客方法
自然流入でアクセスアップをめざして集客すならば、ホームページとあわせてSEO対策をしたブログなどの記事コンテンツの設置を行いましょう。
ブログとは、ウェブログ(Weblog)を略した言葉です。
「WEB上に記録を残す」という意味で、ブログツールを使用すれば専門的なプログラミングや言語などの知識がなくても制作や更新が行えます。
ブログという言葉には幅広い概念がありますが、ここでいう『ブログ』は、日記や趣味を書くことではなく、ユーザーや見込客のお役に立つ内容で、問題解決型のコンテンツのことを指します。
お役に立つ内容で問題解決型のコンテンツを発信することで、SEO効果も上がり、必然とアクセス数が増えていくのです。
コンテンツの数が少なくても、しっかりとした記事をつくることで自然検索から一度でも流入されれば、訪問者はホームページ内を回遊してくれます。
回遊してもらい集客や売上につなげるために、まずはアクセスしてもらえるホームページを作ることが先決です。
SEO対策には内部ブログ
ブログには『内部ブログ』と『外部ブログ』があります。
ここで推奨するのは、ホームページと一体型の内部ブログ記事のことで、WordPressを使って作成します。
内部ブログに対して、外部ブログとはAmebablogなどのレンタルブログサービスのことを指します。
内部ブログは外部ブログよりもWEBの知識が必要ですが、長い目で見た場合、内部ブログの方が「検証改善が行いやすい」「自社(自分)の資産になる」など『メリットが多くSEO対策にも効果的』です。
また、日記や趣味ブログのように毎日更新する必要がないため、後述するSEOライティングをマスターし自身でコンテンツを資産化していくことを推奨しています。
無料ブログ(Amebablogなど)と有料ブログ(WordPress)の違いについては、下記の記事で詳しくお伝えしています。あわせてご覧ください。
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ブログでは、自社の商品やサービスに関連したキーワードを用いた記事を増やすことで、検索結果からの集客につなげます。
ブログにはSEOライティングを用いる
ブログを作る際は、まずは自社の商品やサービスの対象となる『ペルソナ』を設定します。
ペルソナとは、実際に顧客となってほしい人物像のことです。
性別や年齢、職業、悩みなど、より具体的な人物像を設定することが重要です。
次に、自社の商品やサービスに関連したキーワードを選定します。
キーワードはペルソナが実際に検索しそうな言葉をピックアップしていきます。
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ペルソナとキーワードが決まったら、実際に記事を執筆します。執筆の際は、『SEOライティング』という書き方を用います。
SEOライティングは、SEO対策を意識したライティング方法で、読者を最優先に考えた読みやすい記事で、検索エンジンであるGoogleからの評価を得ます。
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記事が書き上がったら公開していきますが、ブログが出来上がったら運用の開始です。
公開後も定期的に訪問者状況や検索順位などを、Googleが無料で出している解析ツール『Googleアナリティクスとサーチコンソール』でチェックをしながら検証を行い、更新や改善を繰り返していきます。
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お客さまの声を使った集客方法
ブログとともに取り入れたいのが、ホームページに「お客さまの声」を載せる方法です。
「お客さまの声」とは利用者の感想や意見
「お客さまの声」では、実際に商品やサービスを利用した人の感想やインタビュー内容を載せます。
利用者のリアルな声を載せることで、以下のような効果があります。
- どのような人が利用しているのかがわかる
- どのような効果が出るのかがイメージできる
- 商品やサービスへの信頼感が増す
- 宣伝としてではなく商品サービスの良さが伝わる
同じ悩みを持っていてすぐにでも解決したい人が訪れれば、利用者のリアルな声は「集客効果が高い」といえます。
また、検索エンジンはユーザーの役立つ情報が掲載された記事を評価します。
「お客さまの声」の掲載方法
お客さまの声を掲載する時は、利用者の性別や年代など具体的な情報を入れましょう。
利用者の写真が掲載できれば、さらにリアルな情報となります。
掲載する利用者は、自社の商品やサービスの顧客となってほしい人物像に近い利用者にします。
そうすることで、ターゲットにしたいユーザーの共感を得られるので、より効果的です。
また、掲載する内容は商品やサービスの強みや魅力をわかりやすく伝えているものにします。
強みや魅力を利用者自らが「良かった」と表現することで、押しつけがましさがなく伝えられます。
「お客さまの声」をコンテンツにすると、更新頻度が高くなることが考えられます。
新しい情報を効率良く掲載していくためには、業者に依頼をするのではなく自分自身でホームページが触れる(更新していく)ことが条件です。
業者に依頼をしてしまうと、コストがかかる上に掲載時期が遅れてしまう可能性が高くなります。
掲載時期が遅れると、集客の機会の損失につながるためできる限り避けたいところです。
ホームページで集客するならブログなどの記事コンテンツも作る
ホームページの本来の役割は、会社の情報を多くの人に伝えて認知してもらうことです。
したがって、単にホームページを作っただけでは集客はできません。
ホームページで集客を図るならば、ブログを作って内容の充実を図るのが効果的です。
自社の商品やサービスに関連したブログを公開することで、悩みや問題を抱えたユーザーが解決策を求めてホームページを訪問します。
そこでユーザーのニーズを満たせれば、商品やサービスの将来的な顧客となる可能性が出てくるのです。
集客に向けてブログを作成し、優良な記事を公開することでホームページの充実化を図りましょう。
ホームページが集客できない人からのよくある質問と回答
ホームページが集客できない人からのよくある質問と回答をまとめました。
Q:ホームページの訪問者が増えません。どうしたら集客できますか?
A:ホームページへの集客を増やすには、内部ブログを設定してSEOを強化させます。
まず、検索エンジンからの流入が見込めるように、ホームページにSEOを実装します。
しかし、ホームページ単体だけでは、検索ユーザーが知りたいと思っている情報量が少ないため、上位表示させるにはややハードルが高い傾向にあります。
ホームページに検索エンジンから流入させるには、内部ブログを設定し潜在顧客や顕在顧客からの流入を増やします。
Q:ホームページへの訪問者の滞在時間はどうすれば延ばせますか?
A:ユーザーが知りたい興味を引くコンテンツを提供します。また、情報が分かりやすく整理されたレイアウトを心がけましょう。
同時に、動画や画像を活用して視覚的な要素を追加し、ユーザーが興味を持ちやすい環境を構築します。
加えて、関連記事やリンクを適切に配置して、訪問者が他のページにも移動しやすくすることも効果的です。
Q:ホームページがスマートフォンやタブレットからアクセスされることが増えました。モバイルフレンドリーなサイトにするためのヒントはありますか?
A:モバイルフレンドリーなホームページにするには、レスポンシブデザインを採用し、コンテンツが異なる画面サイズに適応するようにします。
また、タッチ操作に最適化されたナビゲーションやボタンを導入し、ページの読み込み速度を最適化してモバイルユーザーにストレスなく利用できるようにします。